ACHIEVEMENTS in the 1st. year
2018.10.2SPORTS TECH TOKYO プログラム発表&スタートアップ募集開始
2018.10.31Program Information Session (Japan)実施
国内向けプログラム説明会を東京ミッドタウン日比谷 BASE Qにて実施しました。会場にはスタートアップをはじめ、国内企業、スポーツチーム/リーグ、競技団体関係者、メディアなど約500人が集結。SPORTS TECH TOKYOの概要説明や各種スポーツビジネス関連のセッションが行われました。また、トークセッションには元サッカー日本代表監督の岡田武史氏、SPORTS BULLを運営する黒飛功二朗氏、「統計学が最強の学問である」著者の西内啓氏も登壇。さらに本田圭佑氏のサプライズビデオメッセージが上映されると会場にはどよめきも起こり、ビッグ・プログラムの幕開けにふさわしいイベントとなりました。
Program Information Session (Japan)実施
2018.11-12Program Information Session (Global)実施
国内と同様にSPORTS TECH TOKYOのプログラム説明会をボストン、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドンの海外6都市で開催しました。スポーツモメンタム高まる日本への注目は高く、どの会場でもスタートアップから数多くの質問が出ました。
Program Information Session (Global)実施
2019.1.31スタートアップ応募締め切り
初年度開催にも関わらず、世界33ヶ国約300社のスタートアップから応募をいただきました。以下のグラフは応募いただいたスタートアップの国別、及びサブカテゴリー別の統計情報です。国も領域も非常に多様なスタートアップが集まりました。(N=約300)
スタートアップの応募締め切りスタートアップの応募締め切り
2019.2スタートアップ1次選考実施
応募いただいた約300社に対し1次選考を行い、159社を「パーティシパント(=1次選考通過スタートアップ)」として選出しました。以下のグラフは「パーティシパント」の国別、及びサブカテゴリー別の統計情報です。(N=159)
スタートアップの応募締め切りスタートアップの応募締め切り
2019.4.8-10Kick-Off Conference実施
東京ミッドタウン日比谷 BASE Q、及び帝国ホテルにて、3日間に渡りKick-Off Conferenceを開催しました。「パーティシパント」として選出されたスタートアップから104社が来日。国内企業、スポーツチーム/リーグ、競技団体関係者、メディア、VC、CVC、その他投資家などSPORTS TECH TOKYOに参画する約500人が参加しました。スポーツ庁鈴木大地長官の基調講演をはじめとするセミナーセッションやインタラクティブセッションに続き、企業・スポーツチーム/リーグとスタートアップ双方によるプレゼンテーションを実施。最終日にはスタートアップと国内事業者のビジネスマッチングを次から次へと一斉に行うマッチング・ミーティングを行い、1日で計563回ものセッション・商談を実現させました。世界から集まった多数のスタートアップと日本のさまざまな事業者が一気に、大量に、またインテンシブに出会うことで、数多くのビジネスプランが生み出されました。
Kick-off Conference実施
Kick-off Conference実施
2019.4スタートアップ2次選考(最終選考)実施
Kick-Off Conferenceでのピッチやビジネスマッチングの結果を含む、さまざまな視点から総合審査を行い、SPORTS TECH TOKYOの事業開発ラウンドに参加する「ファイナリスト(=最終選考通過スタートアップ)」12社を採択しました。以下はファイナリスト各社の詳細情報です。
4D Replay4D Replay
ContentUSA
4D Replay 瞬時に360度ハイライト映像を作成するメディアテクノロジーカンパニー
edisn.aiedisn.ai
Social EngagementINDIA
edisn.ai ファン参加型AIプラットフォームでスポーツ消費の変革を目指す
PixellotPixellot
Live StreamingISRAEL
Pixellot AIを用いて、試合映像やプレイ動画を自動で編集するカメラソリューション
ReelyReely
ContentUSA
Reely 画像認識技術により、スポーツ、eスポーツの試合の動画に自動でタグ付け、ハイライト動画を生成する
SportsCastrSportsCastr
Live StreamingUSA
SportsCastr 自分自身がキャスターになってスポーツ中継を解説する動画を配信
ventus/whooop!ventus/whooop!
Social EngagementJAPAN
ventus/whooop! 電子トレカを用いた”FanTECH”で世界のエンターテインメントを変革
DataPOWADataPOWA
Behavioral Analytics
/Biometrics
UK
DataPOWA ビッグデータ分析に基づいたリアルタイムスポンサー評価エンジン
Misapplied SciencesMisapplied Sciences
Venue InfrastructureUSA
Misapplied Sciences 特殊なHW・SW技術で1つのディスプレイで人によって異なる映像を見せられる
3D Digital Venue3D Digital Venue
Venue InfrastructureSPAIN
Mobile Media Content 世界中のスポーツべニューや美術館などを収録した3Dデジタルライブラリ
FitBiomicsFitBiomics
Recovery Health
+ Home Fitness
USA
FitBiomics 腸内細菌のデータ分析によってアスリートパフォーマンスの向上を図る
Omegawave OYOmegawave OY
Wearable Technology
(Products)
FINLAND
Omegawave OY ウェアラブル端末から取得した神経信号や心拍データをもとに、アスリートに最適なトレーニングやコンディショニングを提示
WILD Technologies AIWILD Technologies AI
Training
/Performance Optimization
USA
WILD Technologies AI 女性アスリート専用AIコーチ。栄養面、怪我予防など、女性に合ったアドバイスを提供
2019.5.18-20Finalist Kick-Off実施
サンフランシスコにファイナリスト、パートナー、メンター、その他関係者が集結し、その後3ヶ月間に渡る事業開発ラウンドの方針を協議しました。またSPORTS TECH TOKYOに参加するスポーツビジネス関連団体や新設スタジアムへの訪問などビジネス・ネットワーキングも実施しました。
Finalist Kick-Off実施
2019.8.20World Demo Day実施
米メジャーリーグ ジャイアンツのホームグランドであるサンフランシスコのオラクル・パークにて、ワールド・デモデイを開催しました。会場には日米の企業、スポーツチーム/リーグ幹部、投資関係者、メディアなど約300人が集まりました。メインステージではオープニング・セッションに続き、ファイナリスト全社が事業開発ラウンドでの成果を発表。当日公表が可能だったものだけで、ファイナリスト8社から計11件のパートナーシップが発表されました。日本から始まったプログラムが、アメリカでこの規模のデモデイを実施するのは例がなく、会場は終始、集まった方々の熱気と今後への期待に包まれていました。
World Demo Day実施
World Demo Day実施
2019.9-Progress
ワールド・デモデイでファイナリストが発表した事業計画をもとに、スポーツチーム/リーグなど協力団体との実証実験を行っています。たとえば、生体データから最適なトレーニングを提示する「Omegawave」はファジアーノ岡山など複数チームで試験導入されました。また、ユーザーが中継解説者になれる「SportsCastr」は六大学野球にて技術検証を実施しました。AIを使ったカメラソリューションの「Pixellot」は複数の企業と共に日本国内でのスポーツ映像ソリューション事業を急速に拡大させています。ひとつのディスプレイで人によって異なった映像を見せることができる「Misapplied Sciences」は、2020年のCESにて実機を使った展示を行いました。また夏にはデトロイト空港での本格設置も決まっています。その他未発表案件も含め、現在、十数件の実証実験や事業開発プロジェクトが進んでいます。
次世代型アクセレレーション・プログラムへの進化

2018年10月にローンチしたSPORTS TECH TOKYOは、初年度開催ながら世界33ヶ国約300ものスタートアップから応募をいただくなど、非常に大きなインパクトを生み出すことができました。また、1次選考を通過したパーティシパント104社に東京にお集まりいただいたKick-Off Conferenceでは、国内パートナー企業、スポーツチーム/リーグ、大手メディア、有力投資家等のプレイヤーとビジネスマッチングを行い、多数のビジネス機会を生み出しました。既にそのいくつかは形になるなど、着実に成果を生み出しています。

SPORTS TECH TOKYOには企業とスタートアップだけでなく、現在100人以上の有力メンター、50団体以上のスポンサーにも参画いただいています。また、定期開催していますミートアップには毎回100名以上の方にお集まりいただくなど、良質なビジネスコミュニティが形成され拡大しつづけています。アクセラレーション・プログラムとして始まったSPORTS TECH TOKYOは約1年間の実施を通し、今やスポーツテックを鍵としたビジネスを目指す事業開発プラットフォームへと成長することができました。このような特長と規模を持った取り組みは、国内だけでなく世界においても稀だと自負しております。

初年度プログラムは終了しましたが、スポーツモメンタムは益々高まっています。今後ともご一緒させていただいている方々と共に、SPORTS TECH TOKYOに集まる期待とビジネス機会に応えていきたいと思います。

SPORTS TECH TOKYOのさらなる進化に、どうぞご期待ください。

2020.1.31


プロジェクトオーナー
中嶋 文彦
  • 2019.1.16 第1回 ミートアップ / CCI

  • 2019.3.27 第2回 ミートアップ / 日本橋Clip

  • 2019.6.5 第3回 ミートアップ / 五反田DEJIMA

  • 019.10.23 第4回 ミートアップ / 渋谷SOIL

  • SAJ 2019

  • the SPOT
    / スイス ローザンヌ

  • Microsoft
    Innovation Lab 2019

  • Sports Tech Nation 2019
    / イスラエル テルアビブ